(c)AFPBB News
【4月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は17日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領への態度をやや軟化させ、ロシアによるウクライナ侵攻について、同氏に「責任があるとは思わない」と述べた。ただし、西側寄りのゼレンスキー氏に対する批判は続けた。
トランプ氏はこれまで、ウクライナ側が戦争を始めたという虚偽の主張を繰り返し、今週は「数百万人」の死の責任はゼレンスキー氏にあると非難した。
だが、17日にホワイトハウスでイタリアのジョルジャ・メローニ首相と会談したトランプ氏は「ゼレンスキー氏に責任があるとは思わないが、戦争が始まったことには全く喜んでいない」と発言。続けて「彼を責めるつもりはないが、最高の仕事をしているとは言えない、だろう? 私は彼の大ファンではない」と述べた。
トランプ氏はまた、ウクライナの戦略的鉱物を採掘するための合意が来週成立する可能性があると付け加え、「鉱物に関する取引があり、来週の木曜に署名されると思う。間もなくだ。彼ら(ウクライナ)は合意を守ると思っている」と述べた。(c)AFPBB News