昭和を彩ったアイドル、国実百合さんが34年ぶりにソロライブを開催!1988年に鮮烈デビューを果たし、CMやドラマ、歌番組で活躍した彼女が、再びステージに帰ってきます。今回は、4月27日に東京・GINZA 7th Studioで行われるライブへの熱い思い、そして波乱万丈のアイドル人生を振り返ります。
アイドルへの夢、そしてデビュー
小学生の頃から松田聖子さんに憧れ、アイドルを夢見ていた国実さん。高校生の時、両親に内緒で応募したオーディションをきっかけに、芸能界への扉が開かれました。「ザ・オーディション・ボーイズ・アンド・ガールズ」でグランプリを獲得し、翌年には「青い制服」で華々しくデビュー。当時のレコード会社(日本コロムビア)の先輩、河合奈保子さんや石川秀美さんからの激励を受け、アイドルとしての第一歩を踏み出しました。
alt="国実百合さんインタビュー写真"
デビュー当時の苦労と成長
「DENON」のカセットテープCMで一躍有名になった国実さん。しかし、当初は歌やダンスに苦労し、悔しい思いもしたそうです。それでも、レッスンを重ねることで着実に成長。5枚目のシングル「あなたしかいらない」(「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」挿入歌)をターニングポイントに、新たな表現力を開花させました。
グラビア活動と葛藤
歌手活動だけでなく、雑誌や写真集のグラビアでも活躍。当初は水着の撮影に抵抗があったものの、芸能界の厳しさを受け止め、挑戦を続けました。
病気による活動休止と引退
順風満帆に見えたアイドル人生でしたが、多忙な生活から腎盂炎を発症。91年には芸名を國實唯理に改名し、初のソロライブを開催するも、これが最後のステージとなってしまいました。病状悪化のため、活動を休止し、そのまま引退。その後はエステティシャンや事務職など、様々な仕事に挑戦しながら生活を送っていました。
34年ぶりの復活!ソロライブへの思い
子育てが一段落した2023年、「もう一度歌いたい」という情熱が再燃。YouTubeで歌を披露し、昨年はアイドルイベントで引退以来、初めてステージに立ちました。そしてついに、34年ぶりとなるソロライブ開催が決定!
ライブへの期待とメッセージ
54歳になった今もなお、透明感あふれる国実さん。過去の苦難を乗り越え、再びステージに立つ彼女の姿は、多くのファンに感動と勇気を与えることでしょう。4月27日、GINZA 7th Studioで、伝説のアイドルが再び輝きます!
今後の活動にも注目!
今回のライブを機に、国実さんの新たな活動にも期待が高まります。昭和のアイドルファンはもちろん、令和の若い世代にも、彼女の歌声と魅力をぜひ体感してほしいですね。