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日本の外務省が中国への修学旅行について安全確認をおこなったうえで判断するよう呼びかけていることについて、中国政府は「強い不満と断固とした反対」を示し、 日本側に抗議したと明らかにしました。
日本の外務省は22日までに、ホームページ上で「中国各地で一般市民が襲われるなどの重大事件が発生し、邦人が犠牲になる事件も発生している」として、中国への修学旅行に関し、安全情報を確認したうえで渡航の是非を判断するよう呼びかけています。
これに対し、中国外務省は22日の会見で「いわゆる中国の安全リスクを悪意を持って誇張し、政治的な操作の意図があることは明らかだ。強い不満と断固とした反対を示す」と反発し、日本側に抗議したことを明らかにしました。
そのうえで「中国は開放的で安全な国だ。日本はただちに誤った方法を正し、人の往来にとって前向きな雰囲気づくりをすべきだ」と強調しました。