安倍晋三首相は19日、第1次内閣を合わせた通算在職日数が2886日となり、戦前の桂太郎と並んで歴代最長となった。期間は計7年11カ月に及ぶ。
これに関連し、自民党の二階俊博幹事長は19日の記者会見で、安倍首相の党総裁連続4選に関し、「『4選どうぞ』と言うのは当たり前だ」と述べ、本人が決断すれば全面的に支援する考えを強調した。総裁任期は「連続3期9年まで」となっており、連続4選には党則改正が必要となる。
一方、菅義偉官房長官は記者会見で、歴代最長となった理由について「今日まで貫いてきたのが経済最優先で、実際に経済状況は大幅に改善している」と強調した。自民党の世耕弘成参院幹事長は「経済と外交面で非常に大きな成果があった」と述べつつ、「国民から批判を受けた場合は謙虚に受け止め、行動を変えていくことも重要だ」と語った。