タレントとしても活躍した作家・脚本家の大宮エリーさんが、23日に病気のため死去していたことを27日未明、大宮さんの所属事務所が公式サイトで発表した。49歳だった。
【写真】在りし日の大宮エリーさん 泥沼騒動に巻き込まれたことも
サイトでは「大宮エリーを応援してくださった全ての皆様にご報告申し上げます。大宮エリー(享年49)が、2025年4月23日、病気のため逝去いたしました」と報告。葬儀、告別式は遺族の意向で親族、近親者のみで執り行うとした。お別れの会等の開催は未定だという。
大宮さんは昨年11~12月、京都府内で展覧会「桃源郷を見つけに行こう~お寺でresort~」を開催。終了直後に自身のX(旧ツイッター)で「なんとかやりきりました。実はあまり体調も万全ではなかったので、不安がありました」と、体調不良を明かした。その後もインスタグラムで元気な姿を見せていたが、3月6日の投稿を最後に更新が止まっていた。
大宮さんは、東大薬学部を卒業後、電通に入社し、コピーライター、CMディレクターとして活動。在籍中にNHK「サラリーマンNEO」の脚本などを手がけ、映画「海でのはなし。」で監督デビューも果たした。2006年に電通を退社して個人事務所を設立。ドラマの脚本やミュージックビデオの監督、さらにタレントとしても幅広く活躍した。