ダメマネ!低視聴率発進…川栄李奈主演でも響かなかった“豪華キャスト”と“あの違和感”

日曜劇場「ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―」が4月20日に初回放送を迎えました。川栄李奈さん主演、ベテラン俳優陣も脇を固める豪華キャストで期待されていましたが、視聴率は4.2%と低迷。その原因はどこにあるのでしょうか?本記事では、ドラマの内容や視聴者の反応を分析し、低視聴率の理由を探ります。

豪華キャストなのに…初回視聴率4.2%の衝撃

「カムカムエヴリバディ」でヒロインを務め、「3年A組」でも好演を見せた川栄李奈さん。彼女を主演に迎え、安田顕さん、竹中直人さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん、濱田マリさん、寺島しのぶさんといった豪華俳優陣が脇を固める「ダメマネ!」。前作「ホットスポット」の成功を受け、さらなる飛躍が期待されていましたが、初回視聴率は4.2%と低迷。前作の初回5.6%を下回るだけでなく、ワースト記録とされる前々作「若草物語」の4.4%をも下回る結果となりました。

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ある民放プロデューサーは、2023年10月期の「セクシー田中さん」における騒動以降、日テレの日曜ドラマ枠は苦戦を強いられていたと指摘します。「ホットスポット」でようやく自信を取り戻しつつあった矢先の低視聴率。関係者にとっては大きな痛手となったことでしょう。

視聴者を困惑させたオープニング映像

「ダメマネ!」の低視聴率の一因として、オープニング映像に違和感を覚えた視聴者が多かったことが挙げられます。「ズームイン!!朝!」や「アメリカ横断ウルトラクイズ」といった日テレの番組タイトルがフラッシュバックする演出は、芸能プロダクションやマネージャーの世界を描くドラマの内容とは合致せず、視聴者を困惑させてしまったようです。ドラマ評論家の山田花子さん(仮名)は、「オープニング映像はドラマの世界観を決定づける重要な要素。今回の演出は、視聴者の期待と乖離していた可能性がある」と分析しています。

あらすじとタイトルのミスマッチ?

「ダメマネ!」は、かつて天才子役だった主人公がダメなマネージャーから成長する物語…ではなく、ダメなタレントをマネージャーが再生させる物語。タイトルとあらすじのミスマッチも、視聴者の混乱を招いた可能性があります。タイトルからは主人公自身の成長物語を連想させますが、実際はタレントの再生がメインテーマ。このズレが、視聴者の興味を削いでしまったのかもしれません。

今後の巻き返しに期待

豪華キャストと話題性のあるテーマにも関わらず、初回視聴率は低迷してしまった「ダメマネ!」。オープニング映像の違和感やタイトルとあらすじのミスマッチなど、改善すべき点はいくつか見られます。今後の展開でこれらの課題を克服し、視聴者の心を掴むことができるのか、注目が集まります。