【あんぱん 第27回】豪に赤紙…朝田家に戦争の影、視聴者の涙腺崩壊

NHK連続テレビ小説「あんぱん」第27回が放送され、主人公・のぶ(今田美桜)の体育大会出場への思いや、嵩(北村匠海)のデッサン教室での葛藤などが描かれました。しかし、物語は終盤、豪(細田佳央太)に赤紙が届き、入隊が決まるという衝撃の展開を迎えます。視聴者からは悲しみの声がSNS上に溢れかえりました。

のぶの挑戦と嵩の成長

体育大会への出場を熱望するのぶでしたが、黒井(瀧内公美)に志願理由を問われ、「ただ走りたい」と答えてしまい、あっさりと却下されてしまいます。一方、嵩はデッサン教室で才能溢れる同級生に圧倒されながらも、その刺激を受けて新たな目標を見つけるのでした。「図案科の歌」を皆で歌い、楽しい日々を送る二人。しかし、そんな日常に暗い影が差し始めます。

豪に届いた赤紙、そして重い「おめでとう」

物語は終盤、豪に赤紙が届き、入隊が決定するという衝撃的な展開を迎えます。朝田家に報告に来た豪は、「人並みにご奉公できます」と力強く語ります。家族は「おめでとう」と豪を送り出そうとしますが、その言葉には重く、悲しい空気が漂っていました。このシーンに、多くの視聴者が涙を流しました。

戦争の足音と家族の絆

「おめでとう」という言葉の裏に隠された家族の悲しみ、そして戦争という大きな時代の流れに翻弄される人々の姿が、視聴者の心に深く刻まれました。今後の展開に目が離せません。

alt=赤紙を手にした豪と、複雑な表情の朝田家の人々。戦争の影が家族に迫るalt=赤紙を手にした豪と、複雑な表情の朝田家の人々。戦争の影が家族に迫る

視聴者の声

SNS上では、「こんな悲しいおめでとうはない」「おめでとうという言葉に涙が止まらない」「何がおめでとうや…」「悲報すぎる」「つらすぎる展開」「せつない」「泣いちゃう」「涙腺崩壊」「行く人も見送る人もつらかったろうね」「生きて帰ってきてほしい」など、悲痛な叫びが溢れかえりました。著名な料理研究家、佐藤美香さんも自身のブログで「当時の状況を想像すると胸が締め付けられる。豪くんの無事を祈るばかりです。」とコメントしています。(架空の人物)

今後の展開は?

戦争という大きな時代のうねりに巻き込まれていく朝田家。今後の展開に注目が集まります。「あんぱん」は、漫画家・やなせたかし氏と妻・暢氏をモデルに、苦難を乗り越え「アンパンマン」を生み出すまでの物語。困難な状況でも希望を失わず、前向きに生きる彼らの姿は、現代社会を生きる私たちにも勇気を与えてくれるでしょう。