【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が第2次世界大戦の戦勝記念日に合わせて命じたウクライナとの3日間の停戦が8日に始まった。ロシア国営メディアが報じた。
ウクライナはこの停戦に同意せず、政治的な演出だとしてこれを一蹴し、代わりに30日間の停戦を求めている。
ロシア大統領府(クレムリン)によると、停戦は8日午前0時(日本時間同日午前6時)に始まり、10日午前0時(同日午前6時)まで続く予定。
停戦開始の数時間前、ロシアとウクライナは空爆の応酬を繰り広げ、ロシアでは空港が閉鎖され、ウクライナでは少なくとも2人が死亡した。
クレムリンは、ロシア軍はプーチン氏の命令を順守するが、ウクライナが攻撃を開始した場合には「即座」に対応するとしている。【翻訳編集】 AFPBB News