[12日 ロイター] – 欧州各国首脳がロシアに対し12日から始まる30日間の停戦を要求した直後に、ロシアがウクライナ全土に108機の無人機(ドローン)を発射し、民間の貨物列車が被害を受けた。ウクライナ当局が明らかにした。
ウクライナ空軍は通信アプリ「テレグラム」で、11日午後11時(日本時間12日午前5時)以降に発射されたドローンのうち、防空部隊が55機を破壊したと発表した。
ウクライナ空軍によると、ドローンは東部、北部、南部、および中央部で撃墜された。この攻撃には30機の模擬ドローンも含まれていたが、これらは目標に命中せず、途中で消失したという。
国営ウクライナ鉄道は東部ドネツク州で鉄道施設がドローン攻撃を受け、民間貨物列車の運転手1人が負傷したと発表した。テレグラムに「停戦提案は無視され、鉄道インフラへの敵対的な攻撃が続いている」と投稿した。