庭にクマ…住民パニック 「子どもが家に」恐怖の一部始終 住宅街に出没相次ぐ


【画像】専門家、同じクマが移動した可能性を指摘「一日の移動距離が約20キロとの記録も」

■住宅庭にクマ「来た!来た!」

 クマは塀を乗り越え、隣の家の庭へ移動。その後、車と家のすき間を抜け姿を消した。

撮影者の家族
「ドスンと落ちたような鈍い音がして。『クマ?』と思って、急いで窓を閉めた。(警察に)『もう1回同じ所に戻ってくる可能性があるので、十分気を付けてください』と言われた」

 秋田市内では、5月に入ってからクマの姿が度々目撃されている。11日午前8時すぎ、画面左側建物の影から姿を現した1頭のクマ。体長は1メートルを超えるとみられる。クマは、そのまま住宅の庭を駆け抜けて横断した。

クマが侵入した家の住人 佐々木忍さん
「恐らく、ここから(クマが来た)。裏の畑があるんですけど、そちらのほう回って来て、この壁をよじ登って。土とかも、恐らくクマのものと思われる」

 畑の方向から壁をよじ登り、移動してきたと思われるクマ。

佐々木さん
「多分ここを越えて、後ろのほうに行っているようですけど。まさか自分の家に来ていると思っていなくてビックリしています。身の毛がよだつとは、このことかなと」

 周辺には小中学校があり、クマが現れた庭のすぐ目の前は通学路。近隣では13日、登校中の小学生が体長およそ1メートルのクマを目撃していたという。

 秋田市内では11日から14日にかけ、27件クマが目撃されている。

■大学正門前…商店街にも出没

 14日、秋田大学の正門前では、クマと車が衝突する事態に。さらに、人通りの多い商店街にもクマは現れたという。

 秋田県横手市で撮影されたのは、田んぼを勢いよく走るクマの姿だ。

 撮影者があっけにとられるうちに、歩道を駆け抜けていった。周辺は田んぼばかりで森や林はなく、普段クマを見ることはない場所だという。



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