共産系が初当選 前町長は書類送検で維新から除名 大阪・忠岡町長選


 町長選は、現職だった杉原健士氏=大阪維新の会から除名処分=が官製談合防止法違反などの容疑で府警に書類送検され、辞職したために行われた。杉原氏は忠岡町議を経て2020年の町長選に大阪維新の会から立候補して初当選。24年にも維新から立って再選されたが、今年3月29日付で除名処分を受けた。

 是枝氏は町が計画する産業廃棄物焼却施設の誘致反対を主張。子育て支援や給食費の無償化などにも取り組むと訴えた。

 松井氏は忠岡駅前の再整備などでの活性化を、三宅氏は町政の信頼回復を訴えたが、及ばなかった。

 町議補選は新顔の4人が議席を争った。

 投票率は町長選が50・64%(前回44・93%)で、町議補選は50・61%だった。当日有権者数は1万3289人だった。(小田健司)

■忠岡町長選の確定得票

当 2,367 是枝 綾子 61 無新 (1)

2,302 松井 匡仁 55 無新

1,920 三宅 良矢 46 無新

朝日新聞社



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