待ちぼうけ続く「ガンダム」アニメ 「ちゃんと作っています」と発表はあったけど…?


新作は良いけど、続報もほしい

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 たとえば『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ZERO』は制作発表から日が浅いながら、続報を待ち望むファンも多いことでしょう。

 2002年に放送されたTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に端を発する同シリーズは、「コズミック・イラ」の世界を舞台に、一般的な人類「ナチュラル」と遺伝子操作された人類「コーディネイター」の争いが描かれます。

 2024年1月26日に劇場公開された『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、「ガンダム」シリーズで歴代トップとなる興行収入を記録しました。これに新規カットを追加した特別版が同年11月1日に公開され、その本編ラストにて、同作の前日譚を描くという『SEED FREEDOM ZERO』の特報映像が流れます。しかし2025年5月に至るまで制作が発表されたのみで、媒体などの詳細は不明です。

 また、劇場版作品では『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の展開も気になるところです。同作は初代『機動戦士ガンダム』から連なる「宇宙世紀」を舞台とした、反政府組織「マフティー」を率いる主人公「ハサウェイ・ノア」の戦いを描く物語です。

 2018年に3部作として発表され、第1作が2021年に劇場公開、2023年には再編集版がTVアニメとして放送されました。続く第2部の情報は、前作の劇場公開から4年近く経ったいまでも、「サン オブ ブライト」という仮題しか明かされていません。

 とはいえ、同作のプロデュースを務めるバンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘さんが「ちゃんと作っています」と明言しているので、とん挫したわけではなさそうです。時期こそ未定ですが、配給元の松竹が今年1月に発表した2025年から2026年のラインナップでも制作中とされています。

 ほかには『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』のアニメーション展開も情報公開が待たれています。同作は「厄災戦」と呼ばれる争いから時が経った世界を舞台に、主人公「ウィスタリオ・アファム」が莫大な利益を得られるレース「ウルズハント」へと巻き込まれる物語です。

 物語が展開されていたゲームアプリ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズG』は残念ながら2024年1月にサービスを終了しています。しかし、その終了時期の発表がなされた2023年11月、あわせて『ウルズハント』のアニメーション映像化も発表されました。それからおおよそ1年半ほど経ちますが、展開される媒体も含めて続報がないままです。

 そうしたなか、2025年5月14日よりツインメッセ静岡にて開催された「静岡ホビーショー2025」では、「ガンダムザガン」など『ウルズハント』に登場した機体のガンプラ商品が披露されました。これを伝える「BANDAI SPIRITS ホビー事業部」Xアカウントの投稿には、「アニメーション映像作品化も決定」と、既出情報がなぜか併記されています。これを受けSNS上などでは「アニメ化にあわせた商品展開ではないか」と見る向きもあり、「そろそろ新しい情報が出てくるのでは」と期待する声が聞かれました。

 同じ世界を舞台にしたTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』で、詳しく語られなかった「厄災戦」も関連しそうなだけに、続報が待ち望まれています。

LUIS FIELD



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