教皇、訪日空路で中・台・香港に電信 デモ言及なし 中国に配慮か

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長崎市の爆心地公園で演説するローマ教皇フランシスコ=24日午前10時21分

長崎市の爆心地公園で演説するローマ教皇フランシスコ=24日午前10時21分

 【パリ=三井美奈】ローマ教皇(法王)フランシスコは23日、タイから空路日本に向かう際、上空を通過した中国、台湾、香港の指導者にそれぞれ親善メッセージを送った。香港のデモには言及せず、バチカン(教皇庁)が関係改善を進める中国への配慮をにじませた。

 教皇は外遊で上空を通過する国の指導者にメッセージを送るのが習わし。中国には習近平国家主席宛てに「国家と国民のために祈る」と明記。香港には林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官に宛てて、「神が幸福と平和をもたらすよう祈る」と記した。台湾の蔡英文総統には「すべての台湾の人たちのために祈る」と書き送った。

 バチカンは欧州で唯一、台湾と国交を結んでいる。中国とは共産党政権発足に伴って断交したが、昨年9月、司教任命権をめぐる暫定合意を締結。対話路線に転じた。

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