[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領は21日、自身の政権が進める米国国際開発庁(USAID)やその他の対外開発援助プログラム削減について、アフリカに「壊滅的な」影響を及ぼしているという認識を示した。
訪米中の南アフリカのラマポーザ大統領との会談に先立ち、記者団から対外援助の大半を削減したことについて質問され、「壊滅的だ」とし、「他国と協議した。彼らにも協力してもらい、資金を拠出してもらいたい。われわれは多額の資金を投入してきた」と応じた。
その上で「多くの国で深刻な問題が起きている。米国は常に資金援助の要請を受けているが、他国は助けてくれない」として、他国も寄与するよう改めて要求した。