<韓国大統領選>「金文洙+李俊錫」支持率、李在明氏とほぼ同じ…強まる単一化要求


李俊錫候補はこの日午後、予定になかった記者会見を国会で開き「今回の大統領選挙で最後まで李俊錫、そして改革新党の名前で必ず勝利する」としながら「国民の皆さまがご覧になる投票用紙には記号4番改革新党李俊錫の名前がはっきりと見えることだろう」と強調した。

李俊錫候補は「最近すべての世論調査の指標は『李俊錫としての戦略的選択』が李在明(イ・ジェミョン)候補を越えられる唯一の勝利方程式という事実を証明することを示している」とも話した。

質疑応答で李俊錫候補は「ここ数日間、私に単一化を云々して国民の力が行った行為は侮辱的で、今回の選挙をビジョン選挙ではなく乱闘場にしようとする試み」と話した。

続いて「私に2022年に下劣なメッセージを送った方々、2023年には私に自殺を勧めた方々が2025年には私に(単一化を)泣いて訴えている。数日過ぎると脅迫をする」とし「これが良心を持つ人なら私にできる行為なのか。携帯電話にテキストメッセージが来るたびに無限の侮辱を覚える」と話した。2022年大統領選挙直後、李俊錫候補に性上納疑惑を提起して党代表職の辞退に追い込んだ親尹系を狙ったものと分析される。

◇金文洙・李俊錫がひとつになれば李在明に近づく…消えない単一化の種火

この日李俊錫候補が単一化関連の記者会見を自任したのは、国民の力の相次ぐ圧迫に対する反論のためだとみられる。改革新党関係者は「国民の力から『20人20色』水準で連絡が来て『共同政府構成』『100%世論調査』などありとあらゆる提案をしてくる」と話した。

李俊錫候補はこの日午前にはフェイスブックに「政治工学的単一化の話など不必要な言葉をかけてくる方々が多く、すべての電話に受信遮断を設定した。選挙日まで電話連絡は難しいだろう」と話した。李俊錫候補が完走に自信を持つ背景には、最近の支持率の上昇があるという分析だ。世論調査期間「韓国ギャラップ」が大韓民国地方新聞協議会の依頼で20~21日に実施した世論調査で李俊錫候補支持率は11%を記録した。エムブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチが19~20日に実施した「全国指標調査(NBS)」では10%、リアルメーターがエネルギー経済新聞の依頼で20~21日に実施した世論調査では9.4%だった。改革新党では「この傾向で行けば選管委の選挙費用全額保全基準である15%得票率も可能だ」という期待も出ている。

李俊錫候補がこの日強く線を引いて「1次単一化期間」は守りにくくなったという展望が出ている。当初、国民の力は本投票用紙印刷日の25日前までに単一化を成功させる方針だった。ただし国民の力では「期日前投票が始まる28日までは時間がある」という意見もある。2022年大統領選挙の時も尹錫悦(ユン・ソクヨル)国民の力候補と安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補は期日前投票前日である3月3日に単一化に合意した。当時も安候補は大統領選挙を17日後に控えた2月20日単一化最終決別を宣言した後、繰り返し「単一化はない」と話していた。

また、李俊錫候補の支持率だけでなく金文洙候補の支持率も上昇しているという点は李俊錫候補が単一化を完全に無視することを難しくさせている要素という見方もある。22日に発表されたNBS調査で李在明候補支持率は前週比3%ポイント落ちて46%を記録した反面、金文洙候補支持率は前週比5%ポイント上昇した32%、李俊錫候補支持率は3%ポイント上昇した10%を記録した。特にこの日発表されたギャラップ世論調査では李在明46%、金文洙34%、李俊錫11%で、金文洙-李俊錫候補の支持率合計(45%)は李在明候補と超薄氷だった。

国民の力選対委関係者は「選挙が近づくほど李在明候補を阻もうという保守陣営の結集が起きる」としながら「2候補の支持率合計が李在明候補と接戦を見せれば『このまま負けることに何の意味があるか』という圧迫が強くなるよりほかなくなる」とした(※世論調査関連詳しい事項は中央選挙世論調査審議委公式サイト参照)。



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