安倍首相「自由で開かれた香港が重要」 中国外相と会談

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会談に臨む中国・王毅国務委員兼外相(左)と安倍晋三首相=25日午前、首相官邸(春名中撮影)

会談に臨む中国・王毅国務委員兼外相(左)と安倍晋三首相=25日午前、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は25日、中国の王毅国務委員兼外相と官邸で会談し、政府への抗議デモが続く香港情勢をめぐり、「一国二制度の下で自由で開かれた香港が繁栄していくことが重要だ」との認識を伝えた。日中両政府は同日、日本産牛肉の対中輸出再開の前提となる「動物衛生検疫協定」を締結。日本は早期の解禁実現に向け、中国側への働きかけを強める考えだ。

 安倍首相との会談後、王氏は茂木敏充外相とも東京都内で会談。茂木氏は香港情勢について「大変憂慮している」と伝え、「一日も早く平和裏に事態が収束することを期待する」と述べた。牛肉の輸出再開に関連し、東京電力福島第1原発事故に伴う日本産食品の輸入規制の早期撤廃についても重ねて求めた。

 両氏は北朝鮮情勢についても意見を交わし、朝鮮半島の非核化に向けた連携や国連安全保障理事会決議の完全な履行の重要性を確認。茂木氏は日本人拉致問題の早期解決に向けた理解と支持を重ねて求めた。来春に予定する習近平国家主席の国賓としての来日に向けても協力を確認した。

 会談後の共同記者発表で茂木氏は、牛肉の輸出再開に関し「再開に向け、(中国側に)手続きの加速化を期待している」と述べた。

 日中両政府は外相会談に先立ち、日中の人的・文化交流に関するハイレベル対話の初会合を開催。東京五輪・パラリンピックが開かれる来年を「日中文化スポーツ交流推進年」と位置づけ、国民間の交流を後押しすることで一致した。

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