おとなしく賃貸にしておけばよかった…世帯年収700万円・貯蓄300万円の40代夫婦、70代親からの「ありがたい援助」で新築マイホーム購入を実現。歓喜に沸くも、わずか1年で「もう限界」…家庭崩壊危機へ【CFPの助言】


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親のありがたい援助のおかげで夢のマイホーム購入を実現

子どもが大きくなってきたことで部屋も手狭になり、「そろそろ広い家に住みたい」と考えていましたが、日々の生活費と教育費で手一杯。貯蓄は約300万円と、住宅購入に踏み切るには心もとない状況でした。そんなタイミングで、70代になる夫の両親からこんな言葉が。

「マイホーム、半分出してあげるから。一緒に住まない?」

夫は一人っ子で、将来的に実家を継ぐ立場です。しかし、実家は築年数が古く、住み続けるには修繕やリフォームに多額の費用がかかります。

両親から「それならいっそ、同居用に新築したほうが効率的だし、お互いの負担も減るんじゃないか」と提案を受け、話は一気に進みました。

「やったね、これでマイホームが買える!」

マイホーム購入を夢見るものの、現実的にはなかなか厳しかった大川さん夫婦にとって、親から援助してもらえるということであれば、願ったり叶ったりです。

同居への不安もありましたが、大川さんの両親との関係もうまくいっていたことから、大丈夫だろうと迷いながらも二世帯住宅の購入を決断しました。

大川さん夫婦は共働きで、仕事、家事、育児と慌ただしい毎日を送っていました。夫妻にとって、親と同居することで家事や子育ての支援が得られることも、魅力のひとつでした。



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