きょう午前、東京・江戸川区の工事現場で爆発が起き、10人がけがをしました。重機で掘削作業中に地中にあったガスボンベを損傷し、ガスに引火して爆発が起きたとみられています。
【画像で見る】延焼した工事現場の車両 ガラスなどが割れ散乱している様子
警視庁によりますと、きょう午前9時半すぎ、東京・江戸川区東葛西で「爆発音がした。自宅の窓ガラスが割れた。工事の人がガスが出てると叫んでいる」と近隣住民から110番通報がありました。
警視庁によりますと、新築2階建て一軒家の工事現場で穴を掘った際に重機が地中にあったボンベを損傷し、その後、重機が当たった際に出た火花がガスに引火したとみられるということです。
この爆発で作業員4人や近くの住民など20代から70代の男女10人がけがをし、そのうち5人が搬送されましたが、いずれも軽傷だということです。
周辺のマンションやコンビニなどの窓ガラスが割れたり、外壁が壊れたりして、あわせて38棟が被害を受けたということです。火はおよそ4時間後に消し止められました。
警視庁は爆発の原因を詳しく調べています。
現場は東京メトロ葛西駅から北東に300メートルほどの住宅街です。
TBSテレビ