都内でスーパーマーケット「アキダイ」を経営する秋葉弘道社長が29日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に電話出演し、政府との随意契約による販売が開始された備蓄米についてコメントした。
【写真あり】「一時的に下げても…」備蓄米放出に私見を述べたアキダイ社長
随意契約を結び、政府から備蓄米の納入を受けた楽天グループやアイリスオーヤマはこの日から、ネットによる販売を開始したが、ともに即日完売した。また農水省はこの日、政府備蓄米の随意契約について申込みが確定した事業者61社を公表した。
スーパー9店舗を取り仕切る経営者の秋葉社長は、自身の店舗でも備蓄米を扱うという。「実は私はグループに入っておりまして、グループの方で申請していただいているので、古古米の方で申請済みで、販売予定になっております」と説明した。アキダイはロピアを展開するOICグループなどと協力している。
小泉進次郎農水相は、備蓄米について「6月上旬には2000円で並ぶ」ことを目標にしている。秋葉社長は「普通は私たちが値段を決めるのが当たり前ですけど、政府の方がいくらくらいって売るみたいな、ほぼ値段を決められている状況ですね」と説明した。