「最初はバイト感覚だったんです」──そう語るのは、TikTokのフォロワー69万人を誇り、『週刊プレイボーイ』グラビアデビューではデジタル写真集の発売と同時にサイトが“サーバーダウン”するほどの注目を集めた羽柴なつみ。北海道と東京を行き来しながら、舞台や映像作品、そしてSNSで多彩に活躍する彼女が、自身の原点、SNS運用のこだわり、グラビア初挑戦の舞台裏、そしてファンとの距離感まで赤裸々に語った。「需要のない私の顔面を晒すアカウント」と自称する彼女が、いま圧倒的な支持を集める理由とは──。(前後編の前編)
【写真】初グラビアでサーバーダウン、羽柴なつみの撮り下ろしカット【12点】
――地元が北海道で、今は東京と行き来しているとか。主にどんな活動をしているかお聞かせください。
羽柴 北海道だとテレビや映像のお仕事がメインで、東京では、SNSのお仕事、舞台、映像など、いろいろなことをやらせてもらっています。
――元々芸能界に興味があったのでしょうか?
羽柴 ずっとSNSが好きだったんです。それが根本にあって、大学進学を機に上京するときにSNSを見た方にスカウトしていただいたんです。最初はバイト感覚でしたね。なんか楽しそうだし、人とは違うお仕事するのも魅力的だし、人前に出るのも好きなので自分に合っているなというぐらいで。
――いろんな活動している羽柴さんが今1番楽しいことはなんですか?
羽柴 全部楽しいんですけど、SNSかもしれないです!「これをSNSに上げてこの反応だったから、次はこういうのを上げてみよう」とか分析するのが好きなんです。
――TikTokだけでフォロワー69万人ですが、始めてすぐに反響があったのでしょうか。
羽柴 1本目は、最初ぜんぜん伸びなかったですね。だから、通知オフにしていたんです。それからしばらくして開いたらすごくたくさんのいいね!が付いていて驚きました。そこまで割と早かった気がします。
――Instagramのプロフィール欄には「需要しかない私の顔面を晒すアカウント」。XとTikTokには「需要のない私の顔面を晒すアカウント」と記載がありますが、この理由について教えて下さい。
羽柴 キャッチフレーズって結構耳に残るじゃないですか。何かないかなと思って、つけたんです。名前は覚えられなくても、「あ、このプロフィール見たことある」的なのがあったらいいなって。で、思いついたのが「需要のない顔面」だったんです。顔写真を投稿しているのに「需要ない」って、言っていることに矛盾するじゃないですか。でも、ファンの人は「変えた方がいい!これは『需要がないアカウント』じゃない!」と言ってくれて(笑)。じゃあインスタだけ変えようかと。
――ファンとの交流は多い方ですか?
羽柴 そうですね、距離感も近い方だと思います。DMは100パーセント目を通しますよ。いつもイベントに来てくれている子だったり、ファンクラブに入っている方には既読をつけていいね!を押すこともありますね。