TBS井上貴博アナウンサー(40)が31日、TBSラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜後1・00)に生出演。ゲストに「五ツ星お米マイスター」の西島豊造氏を招き、放出が始まった備蓄米についての話題を掘り下げた。
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西島氏は29日に行われた、備蓄米試食会での小泉進次郎農相の振る舞いについて言及した。小泉農相は、生産年を隠した4種類のコメから「ほかよりも硬さを感じた」と21年産の古古古米を“正解”。これに対し、西島氏は「外してほしかったのが本音」と明かした。さらに「消費者としても安心できる、と説明しているのに自分がクイズで当てては困る。硬いというのはマイナス表現だし、粒感があるとかいろいろ言い方はある」と苦言を呈した。
井上アナも「(番組などで)味に関してのお伝えの仕方が非常に難しい」と前置きし、「あまりまずいとどう伝わるか、おいしくて全く同じクオリティーだとすると新米をつくった人に失礼かなと思う」と明かした。
西島氏が「普段なら許されるが、今回は皆さん心配してピリピリしている。これから(備蓄米を)売っていこうとする最中にあの言葉はびっくりした。食べ方によってはおいしく食べられるので、言葉を選んでほしかった」と語ると、「この指摘をされている方は初めて」と感心した様子だった。