象50頭の屠殺に乗り出したジンバブエ…「肉は住民に提供」


4日(現地時間)、AFP通信などによると、ジンバブエ公園・野生生物管理局は声明を通じてセーブ・バレー保護区域で象50頭を対象に殺処分を実施すると明らかにした。

当局は昨年航空調査の結果、同区域の象の個体数が2550頭だったとし、これは生態的受容能力である800頭を大きく超えた水準だと説明した。

当局は象の個体数を減らすために最近5年間で200頭を南アフリカ以外の地域に移すなど努力を重ねたが、個体数が増加し続けたため、結局一部屠殺を選択することになった。

今回屠殺される象から取り出された肉は住民たちに提供される予定で、象牙は国家所有として別途保管する方針だ。国際法上、象牙は取引が禁止されているため象牙備蓄分の販売はできない。

ジンバブエは隣国であるボツワナに続いて世界で2番目に象が多い国で、これを主な観光資源として活用している。



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