【関西電力金品受領問題】関電幹部らに賠償求め、個人株主が関電に裁判要請

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関西電力役員らの金品受領問題を巡り、記者会見する河合弘之弁護士(左)ら=27日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

関西電力役員らの金品受領問題を巡り、記者会見する河合弘之弁護士(左)ら=27日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 関西電力役員らが福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から金品を受領していた問題に絡み、東京都や大阪府などの個人株主5人が27日、関電に対し、八木誠前会長ら現旧役員5人に54億2千万円の損害賠償請求訴訟を起こすよう請求した。会社法に基づき、同社が通知を受け取って60日以内に訴訟を起こさない場合、株主代表訴訟を大阪地裁に起こす方針。

 提訴請求書によると、5人は八木前会長のほか、岩根茂樹社長、豊松秀己元副社長、森中郁雄元副社長、白井良平元取締役。請求書では「森山氏から巨額の金品を取締役らが渡されたのであれば、速やかに取締役会に諮って対応を検討すべきだったのに怠った」と指摘した。会社の信用低下による損害や再調査している第三者委員会への委嘱費用などとして54億2千万円を請求している。

 株主の代理人を務める河合弘之弁護士は「役員らの対応は明らかに問題だ」と指摘。これとは別に市民ら2千人余りが12月13日に、大阪地検に刑事告発する方向で準備していると明らかにした。

 関電は「請求書に関する書面が届いていないため、コメントは差し控えさせていただく」としている。

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