[モスクワ ９日 ロイター] – 米実業家イーロン・マスク氏の父親が米大統領とマスク氏の確執について、双方の数カ月にわたる強いストレスが引き金となったもので止める必要があるとの見解を示した。
モスクワを訪れている父親のエロール・マスク氏は９日、保守派のロシア人富豪が主催した会議でロイターに対し、大統領との応酬をは間違いだったと思うかとの質問に、人にはその場の勢いで考えてしまうことがあるとし、「彼らは５カ月にわたり激しいストレスを経験していた」と指摘。
どのような結末になるかとの問いには「いい形で終わるだろう」と述べた。
エロール・マスク氏は記者団に対し、息子を支持するとして「イーロンは自身の原則を貫いているが、現実の世界では常に自分の原則を貫くことはできない。時にはギブ・アンド・テイクが必要だ」と述べた。
またロシアのプーチン大統領を「安定した愉快な人物」と称賛。西側の「フェイクメディア」がロシアについて「完全にナンセンス」に報じ、敵視していると非難した。
