YOSHIKIプロデュース「XY」から続々メンバー脱退、手越祐也加入影響か?ファンから厳しい声

[YOSHIKIプロデュース「XY」から続々メンバー脱退、手越祐也加入影響か?ファンから厳しい声YOSHIKI氏、自身がプロデュースするバンド&ダンスボーカルグループ「XY」の今後について語る]

X JAPANのリーダーであるYOSHIKIは6月13日、自身がプロデューサーを務めるバンド&ダンスボーカルグループ「XY」について、メンバーの脱退やプロジェクトからの離脱を発表した。この発表は、ファンの間で波紋を広げている。

YOSHIKIプロデュース「XY」の誕生と経緯

XYは、YOSHIKIと日本テレビによる共同プロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から生まれたグループだ。このプロジェクトはドキュメント番組としてHuluで配信され、2022年の第一期ではダンス&ボーカルグループとバンドメンバー合わせて13人が選ばれ、グループが結成された。さらに、2024年に放送された第二期では、元NEWSの手越祐也が新メンバーとして加入。手越はグループ内で5人組バンド「T.N.T(The Next Trigger)」を結成し、兼任する形で活動することとなった。

結成後、音楽番組への出演などが期待されたものの、XYの活動は比較的緩やかだった。これまでに発表された楽曲は3年間でわずか5曲。ライブも2023年に3回行われたのみに留まっている。このような活動状況が続く中、メンバーの離脱が相次ぐ結果となった。

[YOSHIKIプロデュース「XY」から続々メンバー脱退、手越祐也加入影響か?ファンから厳しい声YOSHIKIプロデュースの多人数グループ「XY」メンバー。結成から短期間で相次ぐ脱退が話題に]

相次ぐメンバーの脱退とプロジェクトからの離脱

今回の発表によると、まずバンドチームのボーカル/ラップを担当していたGAIが5月31日付で既に脱退。加えて、バンドチームのボーカリストKARMAとギターのKAIRIも、6月28日の公演出演をもってXYを離れることになった。さらに、T.N.TのメンバーであるKYOHEY、FURUTATSU、そして手越祐也の3人は、XYプロジェクトから独立し、今後は3人組の「T.N.T」として活動を続けることが明かされた。これまでT.N.Tを兼任していたJAYは、XYの活動に専念するという。

当初14人だったメンバーは、今回の発表で3人が脱退し11人に。T.N.Tの3人が独立扱いとなるため、実質的にXY本体に残るのは8人ということになった。グループの形態が大きく変わる事態となっている。

YOSHIKIの説明とファンからの反響

YOSHIKIは自身のXへの投稿で、メンバーの離脱理由について「時間の経過とともに、活動の中で一部のメンバー間に意見や価値観の違いが見られるようになっていきました。そのすれ違いは次第に表面化し、解決が難しい状況へと発展していきました」と説明している。

しかし、このYOSHIKIの説明に対し、ファンからは厳しい声が上がっている。「何言ってっか全然わかんねぇな…」「XYまーた変なことになってる」といった困惑や批判的なコメントが見られる。

特に、手越祐也の加入が今回の事態に影響を与えたと指摘する声も多数ある。「やっぱりねー手越が急にXYに入れば、面白くないメンバーもいて当然。手越入れたのは、完全なる失敗だったよねー」「手越さんが加入した時点でこうなることは目に見えていたので早々にファンクラブを退会しました」といった意見が投稿されている。

長年のX JAPANファンからも、「長年のファンなので、絶対に失敗すると思っていました。とにかく、やることなす事の全てが、いい加減で中途半端、X-JAPANのアルバムに代表されるようにその全てがカタチを成さない」といった手厳しい意見が出ている。

芸能記者が指摘するYOSHIKIの「悪い癖」

あるスポーツ紙の芸能担当記者は、今回のXYの状況について「実際、過去にYOSHIKIが絡んだプロジェクトは、ほぼ爆死していますからね」と指摘する。過去にはVIOLET UK、L.O.X、S.K.I.N、Lady’s X、THE LAST ROCKSTARSなど、数多くのプロジェクトが立ち上げられたが、現在まで継続して活動しているものは皆無だという。X JAPAN自体の活動も再開の兆しが見えない状況だ。

特にXYは19歳から28歳までの若いメンバーで構成されており、記者は「ここにいることが“時間の無駄”だと感じたメンバーもいるのではないでしょうか」と推測する。新しいことを立ち上げるのは得意だが、継続させるのは苦手。今回のXYの件は、YOSHIKIの長年の「悪い癖が出た」形だと記者は見ているようだ。

今回の大量脱退・独立により、XYの今後の活動は不透明さを増している。カリスマプロデューサーとして知られるYOSHIKIだが、プロジェクトを成功に導く手腕には疑問符がつけられている現状がある。