俳優・木村拓哉(52)が、三菱UFJフィナンシャル・グループの新たなイメージキャラクターに就任した。自身のSNSで撮影への意欲を示すなど精力的に活動する木村だが、今回のメガバンクCM起用は、その社会的な信頼性とタレント価値の高さを証明する画期的な出来事として注目を集めている。
好調続く俳優・タレント活動
木村は現在、『教場』(2026年公開予定)、巨匠・山田洋次監督(93)が手がける映画『TOKYOタクシー』(11月公開予定)など、精力的に俳優活動を展開している。昨年12月公開の主演映画『グランメゾン・パリ』が興行収入40億円超えのヒットを記録したことに加え、2024年1月に開設した自身のYouTubeチャンネルは登録者数183万人を突破し、多くの動画が100万回再生を超えるなど、俳優としてもタレントとしても順調そのものだ。
撮影現場で山田洋次監督をエスコートする木村拓哉
銀行CMが証明する「品格」と信頼性
数ある企業の広告の中でも、銀行CMはタレント起用の審査が極めて厳しいことで知られる。長期にわたり「品行方正」かつ「揺るがない」イメージが求められる中、木村が三菱UFJフィナンシャル・グループのCMに抜擢されたことは、彼が長年にわたり築き上げてきた社会的な信頼とクリーンなイメージが評価された何よりの証だ。これは、2019年6月から2025年3月までブランドパートナーを務めた大谷翔平選手(30)に匹敵する、あるいはそれ以上の信頼性評価とも見なせる。
STARTO ENTERTAINMENT勢として初の快挙
今回の銀行TVCMへの起用は、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)出身のタレントとしては史上初めてと報じられており、その意味でも画期的だ。元SMAPのメンバーで、トラブル報道を受けて2024年1月に芸能界を引退した中居正広氏(52)の現状と対比しても、木村の得ている「信用力」の厚さが改めて際立つ形となった。過去にSixTONESの楽曲がCMソングになった例や、なにわ男子の道枝駿佑(22)がウェブCMに起用された例はあったものの、最も影響力の大きいテレビCMの道を切り拓いたのは木村であり、STARTO ENTERTAINMENTのリーダーとしての地位を不動のものとしたと言える。
揺るぎない価値を再証明
俳優、タレント、そしてデジタル分野と多岐にわたり活躍の幅を広げる木村拓哉。今回の三菱UFJ銀行というメガバンクのCMに起用された出来事は、エンターテイメントの枠を超え、彼の芸能界における絶対的な存在感と、社会的に認められた揺るぎない信頼性を改めて強く印象づける快挙と言えるだろう。
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