松竹芸能は19日、お笑いコンビ「四天王」の卓也努力勝利（たくやどりょくしょうり）さんが、脳幹梗塞のため14日に都内の病院で亡くなったと発表しました。38歳という若さでした。
最近の活動と急変
卓也努力勝利さんは、亡くなる直前まで精力的に活動を展開していました。8日には都内で開催されたお笑いイベント「浅草 爆笑！お笑い六区」「VS梅田元気よく」で審査員を務めていました。同日夜には、自身のX（旧ツイッター）アカウントで「VS梅田元気よく ありがとうございました！！！ 今回もめちゃくちゃ楽しかったー！！」とイベントの感想を投稿しています。
関係者によると、同日午後11時過ぎには、翌9日のイベント告知をXで行っていました。しかし、深夜に自宅で体調の悪化を訴え、都内の病院に救急搬送されたとのことです。
松竹芸能は12日に「体調不良の為、しばらくの間入院する事になりました」と発表しましたが、容体が急変し、わずか2日後の14日に脳幹梗塞により帰らぬ人となりました。既往症などはなく、突然の訃報に関係者やファンの間に衝撃が広がっています。
最後のテレビ出演
卓也努力勝利さんは、亡くなる前の11日に放送されたTBS系「水曜日のダウンタウン」（午後10時）にVTR出演していました。
TBSテレビ本社の外観
この回の企画は「次世代リアクション王 発掘トーナメント」で、相方のジェットさん（40）がドッキリを仕掛けられる側として登場しました。卓也努力勝利さんはVTRの中で、相方のジェットさんのリアクションについてコメントを求められ、「すごく簡単に言うと、めちゃくちゃバカです。もう結構ささいな音でも『わー』とか言って大きい声出してビックリするタイプなので、リアクションは大きいとは思います」と語る一幕がありました。
ジェットさんへのドッキリは、自宅のトイレに見知らぬ人が立っているという番組恒例の仕掛けでしたが、残念ながらジェットさんのリアクションは不発に終わり、決勝戦に進むことはできませんでした。これが卓也努力勝利さんにとって最後のテレビ出演となりました。
突然の悲報に、お笑い界全体から惜しむ声が上がっています。
出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/37a67928c19ab362b8ca9561d3dfae65f8656ba2
