2017年7月に左脳室出血を発症した安田大サーカスのHIROさん。大病を乗り越え、療養のため故郷である和歌山へと拠点を移しました。この移住を機に生活習慣を大幅に見直し、合計100キロの減量に成功。現在、「今、幸せを掴んだ」と語るHIROさんの、知られざる和歌山での暮らしと回復への道のりとは。
脳出血発症と驚異的な減量
脳室出血を発症し、手術とリハビリを経て約1か月で退院したHIROさん。病に倒れた当時は140キロの体重がありましたが、和歌山に移住後わずか4か月で93キロまで減少。東京時代のピーク体重が198キロだったため、トータルでは実に100キロもの減量に成功したことになります。急激な減量だったため、皮膚のたるみに悩む時期もあったそうですが、現在は115キロをベスト体重として維持しており、健康的な生活を送っています。
安田大サーカスHIRO、脳出血発症から回復し、和歌山移住と減量を経て健康的な笑顔を見せる
和歌山移住とダイエット方法
和歌山に戻ってからのダイエットは、毎食後に2時間歩くことから始まりました。最初は15分からスタートし、徐々に時間を延ばしていったといいます。ただ歩くだけでは飽きてしまうため、趣味である物件巡りとウォーキングを兼ねることに。和歌山は物件価格が比較的安いため、中古物件を購入して自分でDIYをしたいという長年の願望があったHIROさんにとって、まさに一石二鳥の方法でした。結果的にウォーキング中に見つけた中古物件を2軒購入し、DIYでシャワールームやキッチン、トイレなどを設置。東京や大阪から友人が来た際に泊まれるようにしたほどです。
食生活の劇的変化
東京にいた頃は1日に8杯もスターバックスのフラペチーノを飲んでいたという食生活も、病気を機に大きく変わりました。現在はフラペチーノを飲むのは2か月に1回程度になり、コーヒーはブラックで飲むのが習慣に。食事量も以前の10分の1ほどに減ったとのこと。朝食はパン1、2枚、昼食は定食やカロリーメイトで済ませることが多く、夜は食べない日もあるといいます。空腹を感じることもありますが、健康のために以前のような無制限な食事は控えています。
脳出血という大病を乗り越え、故郷・和歌山での新たな生活の中で健康的な体と趣味を見つけた安田大サーカスのHIROさん。「今、幸せを掴んだ」と語る彼の姿は、困難を乗り越え、自分に合った生き方を見つけることの大切さを教えてくれます。
