「トランプほど汚いヤツはいない」 米軍の攻撃にイラン国民の怒り噴出、報復求める声も


【映像】米空爆にイランで抗議デモ

「イラン国民には誇りがある。我々は必ず強く反応する」とある男性は語気を強めた。

テヘラン中心部のエンゲラーブ広場には、米軍の攻撃に抗議して大勢の人が集まった。国営ファルス通信が流した映像には、イラン国旗を振ってこぶしを振り上げ、「USAを倒せ、イスラエルを倒せ」という大弾幕を掲げた参加者らが映っている。

今回の抗議運動にはイランの体制を批判する人々も参加していると政治家の男性は延べ、「今、我々全員が最高指導者について一列に並んだ」と語った。

トランプ大統領は19日の時点でイランを攻撃するかどうかは2週間以内に決めると発言。ところが22日未明、米軍の爆撃機がイランの核施設に「バンカーバスター」と呼ばれる大型爆弾を投下した。

「トランプほど汚いヤツはいない。2週間の猶予を与えると言っておきながら、2日後に我々を攻撃するとは」と別の男性は憤る。

米軍による攻撃は人口密集地ではなく、民間人が立ち入れない核施設に集中していた。

フォルドゥの核施設から30キロほど離れたコム市の住民は、緊急車両のサイレンの音と、核施設が数時間前に爆撃されたというニュースで目を覚ました。

ファルス通信は22日、テヘランの街頭インタビューの様子を伝えた。取材に応じた8人全員が報復を求め、イランは米軍基地を攻撃し、ホルムズ海峡を封鎖すべきだと訴えた。

地元市場でCNNの取材に応じた女性は「私たちは普通に暮らしているだけなのに、彼らは私たちを攻撃した。もし誰かが米国を攻撃したら、彼らは当然反応するはず」と訴えている。



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