人気お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」が、6月24日に放送されたテレビ朝日系「ロンドンハーツ」の生放送中に、解散することを電撃発表しました。メンバーの田村淳さん(51)と田村亮さん(53)が、31年間の活動に終止符を打つことを明らかにしました。
発表の詳細
番組の終盤、田村淳さんが「31年間やってきましたが、解散することになりました」と視聴者に伝えました。淳さんは、亮さんと話し合いを重ねた結果であると述べ、「解散する日時決めてないんですけど…皆さんにカウントダウンしていただいて」とユーモアを交えながらカウントダウンを提案。最後は「かいさーん!お疲れさまでした」と互いに労い、握手を交わしました。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳(左)と田村亮(右)。『ロンドンハーツ』生放送で解散を発表。
コンビの軌跡と近年の動向
「ロンドンブーツ1号2号」は1993年にコンビを結成し、翌1994年4月には銀座7丁目劇場のオーディション合格を経て吉本興業入りし、人気お笑いコンビとしての地位を確立しました。
2000年のCD発売イベントに登場したロンドンブーツ1号2号の田村淳と田村亮。コンビ全盛期の一コマ。
しかし、2019年には亮さんが宮迫博之さんらとともに、事務所を通さない反社会的勢力との間の闇営業問題に関与していたことが発覚し、謹慎処分を受けました。この問題を受け、亮さんは宮迫さんと共に会見を行い、「圧力で謝罪会見を開けなかった」などと主張し、吉本興業との契約解除を申し入れました。その後、淳さんが社長を務める株式会社LONDONBOOTSに所属しつつ、吉本とエージェント契約を結んで活動を再開し、タレントとして再出発を図っていました。2023年には淳さんがX(旧Twitter)で株式会社LONDONBOOTSの閉業を発表し、それに伴い亮さんはフリーのタレントとして活動していました。
31年の歴史に幕を下ろした「ロンドンブーツ1号2号」。今後のそれぞれの活動にも注目が集まります。