「停戦案」後に警報頻発…“激動の一日”今後は?【エルサレムから中継】


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【画像】イスラエルとイラン、なぜ急に停戦?【#みんなのギモン】

エルサレムから中継です。

こちらは激動の一日となっています。未明にトランプ大統領の停戦案が発表されてから、わずか1時間の間に、3回の空襲警報が出ました。

私は6日前にイスラエルに入り、比較的攻撃の少ないエルサレムにいるのですが、これほど空襲警報が頻繁に鳴るのは今回が初めてです。

さらに、停戦合意の後にも、イスラエルで空襲警報が出たので、街の人からは、「イランは何をしているんだ」と憤る声も聞かれました。

──停戦合意の後、イスラエルもイランに攻撃したということで、トランプ大統領は不満を示していましたが、今後はどうなるのでしょうか。

このあとは、イスラエルは、攻撃を控えるとみられます。

というのも、イスラエル政府は先ほど、ネタニヤフ首相がトランプ大統領と電話会談を行い、「イスラエルは追加攻撃を自制している」と発表しました。

イスラエルメディアは、報復攻撃は縮小し、戦闘機の大半は引き返したと伝えています。トランプ氏はその後、SNSに「イスラエルはイランを攻撃しない。停戦は有効だ」と投稿しています。

イスラエルの人に話を聞くと、「イランは信頼できないので、倒すべきだった。しかし、トランプ大統領を味方につけなければならない」という声もあり、今回の停戦案には複雑な思いを持ちつつも、受け入れるしかないという意見が多く聞かれました。

イスラエルとイランの双方が攻撃を控えて停戦は実現するのか、情勢は依然として予断を許さない状況です。



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