6月25日に突然報じられたTOKIOの解散は、一夜明けても大きな波紋を広げています。活動を支えてきた福島県への特別な陳謝も含まれており、多くのファンが「DASH村」で共に歩んだ“6人目のメンバー”、三瓶明雄さんの存在を改めて思い出しています。
農業指導者、三瓶明雄さんの存在とファン反応
三瓶さんは、農業経験ゼロだったTOKIOメンバーに米作りや畑仕事のイロハを根気強く教えました。番組の名物キャラクターとして親しまれ、多くのファンに愛されました。SNS上では、解散の報に接し、「三瓶さんが可哀想」「どう思ってるかな」といった、彼を偲ぶ声やグループの現状を憂うコメントが見られます。
番組継続と失われた絆、そして過去の離脱メンバー
日テレは「ザ！鉄腕！DASH！！」の今後の継続を表明しており、城島茂さん、松岡昌宏さんは引き続き出演します。番組の形は変わらなくとも、三瓶さんが大切にしていた「グループとしての一体感や絆」は失われてしまいました。
過去には山口達也さんから始まり、長瀬智也さん、国分太一さんもグループを離れています。
元TOKIO 国分太一さんの写真 グループ解散に関連
三瓶さんの教え「まだまだ」とその意味
三瓶さんは2014年に84歳で亡くなりました。福島民報によると、死因は急性骨髄性白血病でした。葬儀には城島茂さんが参列し、涙ながらに三瓶さんの手を握っていたと報じられています。彼の口癖は「まだまだ」。これは「現状に満足せず、常に向上を目指すべきだ」という自らへの戒めでした。
この「まだまだ」という教えを彼らがしっかりと受け止めていれば、このような結果にはならなかったかもしれません。三瓶さんから託された大切なバトンが、宙に浮いてしまったかのように感じられます。
TOKIOの解散は、単なるグループの終了にとどまらず、「ザ！鉄腕！DASH！！」を通じて築かれた三瓶明雄さんとの深い絆とその教えの継承という側面からも、多くの人々に複雑な感情を抱かせています。
