国分太一氏のコンプライアンス問題を受け、TOKIOは解散、株式会社TOKIOも廃業が決定。この困難な状況下、元メンバーの松岡昌宏氏が見せた誠実な対応が、関係者やファンの間で「神対応」と称賛されています。本記事では、TOKIO解散に至る経緯と、松岡氏の誠実な説明について詳述します。
背景(メンバーの変遷と国分氏の問題発覚)
TOKIOは2018年に山口達也氏、2021年に長瀬智也氏が脱退し、城島茂氏、国分太一氏、松岡氏の3人体制で活動を続けていました。しかし2024年6月20日、日本テレビは国分氏に過去のコンプライアンス問題が複数確認されたと公表。これにより国分氏は『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板し、無期限の活動休止となりました。
TOKIOの松岡昌宏氏と国分太一氏
テレビ東京の発表と広がる波紋
さらに7月3日、国分氏のレギュラー番組『男子ごはん』を放送するテレビ東京も、国分氏にハラスメントの疑いが生じたことがあると発表しました。匿名の投書を受けた後、関係者や国分氏本人へのヒアリングを実施し、現在も外部弁護士による調査が進行中です。
グループ解散と会社の廃業へ
一連の国分氏の問題は、グループ全体に影響を与えました。6月25日には公式サイトにてTOKIOの同日付での解散が発表されました。さらに7月2日には、《このたび、グループTOKIOの解散に伴い、株式会社TOKIOは所定の事務手続きおよび関係各位へのご説明等を終え次第、廃業する運びとなりました》と、グループ運営会社である株式会社TOKIOの廃業も明らかにされました。城島氏と松岡氏が話し合い、苦渋の決断として国分氏に伝えたとされています。
松岡昌宏氏が語った誠実な胸中
この事態を受け、松岡氏は6月27日、主演舞台の公演地である愛知・東海市芸術劇場で報道陣の取材に応じました。《このたびは国分太一のことでご迷惑をおかけしております》と深々と頭を下げて謝罪。解散の理由については、《現段階で日本テレビさんの会見を見て、城島と自分がこれ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかないなという判断》と説明しました。《「またかTOKIOか」っていうのが恐らく一般のみなさまのリアクションなのかな。もうそこはさすがに限界だなと》と、偽らざる心境を吐露。国分氏本人とも連絡を取っており、《「申し訳ない、申し訳ない」だけですね》と国分氏の様子を明かし、《猛省に猛省を重ねて、奈落の底にいる状態》であると伝えました。松岡氏のこの誠実かつ丁寧な説明は、多くのメディアやファンから「神対応」と称賛を集めています。
国分氏の一連の問題により、長年の歴史を持つTOKIOは解散、活動の拠点であった株式会社TOKIOも廃業という道を選ばざるを得なくなりました。しかし、松岡昌宏氏が報道陣の前で示した真摯な姿勢と説明は、この困難な状況下で彼のプロフェッショナリズムと誠実さを際立たせました。今後、メンバーそれぞれがどのような道を歩むのか注目されます。