俳優の高岡蒼佑氏(43)が8日までにX(旧ツイッター)を更新。日本の戦争回避に向けた方策について持論を展開しました。来る参院選を控え、外交の重要性や国防、米軍基地に言及しています。
戦争回避への持論「外交が重要」
高岡氏は参院選を前に「戦争反対って声高に言える政治家がいいなと思う」と投稿。支持政党について尋ねられると、「いまだに、個人個人の政策だったり想いだったりは政党の垣根を越えてあったりはします。ただ、どこの政党がいいとかはないんですよね」としつつ、移民、減税、そして「戦争に反対」といった政策を重視する姿勢を示しました。
「攻められたら」論への反論
「戦争反対」という主張に対し、「反対しても攻められたらどないすんねん」という意見が寄せられると、高岡氏は「そもそも攻められないような外交をするんだよ」と切り返しました。さらに「いくら反対しようが仕掛けられたら戦争になる」という意見には「仕掛けられたら戦争OKなの?」と問いかけました。
俳優 高岡蒼佑氏 戦争回避に関するX投稿について語るニュース画像
抑止力・国防論への疑問提起
また、「攻められない為の抑止力の保持と外国勢力の摘発できる環境が整っていないと戦争反対は机上の空論にしかなりません」という意見に対して、高岡氏は異なる見解を示しました。「日本は戦争をしない国 他国からもそう思われていて、攻めてきようがない。戦争なんて、金儲けの口実でしかないです」と述べ、庶民が動揺せず「気丈に戦争はしません。と言い続けることが大事じゃないんですかね」と訴えました。そして、「どうせ結局上がそう持っていくなら尚更」とも付け加えています。
国内の米軍基地への言及
さらに高岡氏は、国防や「仕掛けられたら」論に関連し、「守るためにはどうのって、まずこの島国に米軍施設基地が130以上ある異常を疑問に思えよって話ね」と投稿し、現状への批判的な視点を示しています。
高岡氏の一連の投稿は、従来の安全保障議論における「抑止力」や「有事」への備えといった考え方に対し、根本的な戦争回避には積極的な外交、平和を希求する国民の声、そして国内の軍事状況への批判的視点が必要であるという持論を鮮明に打ち出すものです。
[引用元] news.yahoo.co.jp/articles/336962c6b35535c150078f1796fcc205298b1c7b