金属バットが明かした意外な音楽の嗜好 – 活動再開アーティストへの熱意

独特の出囃子で知られる漫才コンビ、金属バット。彼らの意外な一面が、最新インタビューシリーズ「酒辛肉鮪」第40回で明らかになった。特に、メンバーの一人である小林圭輔氏が長年愛聴しているという特定のアーティストについて語っており、その音楽の好みは彼らのステージ上のイメージとは一線を画すものだ。本稿では、この注目すべき音楽的嗜好に焦点を当てる。

漫才コンビ金属バットの小林氏と友保氏がインタビューで音楽について語る漫才コンビ金属バットの小林氏と友保氏がインタビューで音楽について語る

友保が驚いた「踊ろうマチルダ」とは

インタビューの中で、小林氏は自身の「ずっと好きなミュージシャン」として「踊ろうマチルダ」という名前を挙げた。そのアーティストを知ったのは、実は彼が活動休止に入った後のことだという。相方の友保隼平氏は即座にその名に聞き覚えがない様子を見せ、NSCの期について尋ねるなど、漫才らしいやり取りが繰り広げられた。

小林氏の説明によれば、「踊ろうマチルダ」はソロアーティストで、数年前に活動を休止していたが、最近になって「Folk Fisher」と名前を変えて活動を再開したという。特に、今年5月からの再開後、名古屋や長野でライブが行われたことに触れ、小林氏は大阪での開催があればぜひ行きたいと熱意を示した。

アイリッシュフォーク、そして「ギネスの泡のように」

「踊ろうマチルダ」の音楽性について小林氏は、アイルランド系の「アイリッシュフォーク」に近いと説明した。その独特な世界観は「ロード・オブ・ザ・リング」に例えられ、友保氏からはユーモラスな相槌が返された。

特に好きな曲として、小林氏は具体的なタイトル「ギネスの泡のように」を挙げた。このタイトルからも連想されるように、黒ビールやアイルランド文化に根ざした雰囲気が漂う楽曲であることが伺える。友保氏がその曲名から連想し、歌詞の内容を想像で尋ねる場面もあり、ここでも二人の軽妙な掛け合いが見られた。

YouTubeとの偶然の出会い

小林氏は「踊ろうマチルダ」を知ったきっかけについても詳しく語った。普段から特定のアーティストを積極的に探すのではなく、YouTubeで他の音楽を聴いている際に「おすすめ」として流れてきた見知らぬアーティストの曲に対し、「一曲だけチャンスをあげようか」という独特なスタンスで向き合ったのが始まりだったという。

その「一曲のチャンス」から、このアーティストの音楽に深く惹きつけられていった経緯が明かされた。このエピソードは、音楽との予期せぬ偶然の出会いがもたらす発見の楽しさを物語っている。

結論

漫才ステージでは予測不能な笑いを生み出す金属バットだが、そのプライベートな一面、特に小林氏の音楽の嗜好は、知る人ぞ知るフォークアーティスト「踊ろうマチルダ」に向けられていることが今回のインタビューで明らかになった。活動を再開した「Folk Fisher」としての今後の動向にも注目が集まる。

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