北海道に住む『一夫多妻』YouTuber渡部竜太氏一家の知られざる日常と社会の反応

YouTuberとして、また「一夫多妻のヒモ男」というユニークな立場から注目を集める渡部竜太氏(37)。彼は現在、第1夫人の陽咲さん、第2夫人の彩花さん、第3夫人の千晴さんと、陽咲さんの第2子えまちゃん、千晴さんの第1子とあくん、そして生まれたばかりの双子という8人家族(※第4夫人は家出中)で暮らしており、その多重婚という家族形態は、現代日本の社会における多様なライフスタイルの一例として関心を集めています。本記事では、渡部氏一家が暮らす北海道の自宅を記者が訪れ、その知られざる日常や、彼らが公の場でどのように受け止められているのかを報告します。

北海道への道のりと訪問の経緯

渡部氏より直接「今度、北海道に遊びにおいでよ」との誘いを受け、記者は2泊3日の弾丸取材を決行しました。出発は昼の便でしたが、不慣れな新宿駅での成田空港行きのリムジンバス乗り場探しに難航するという個人的なトラブルから始まりました。一生丸ノ内線と小田急線から出られないのではないかと半泣きになる一幕もありました。息子はバスでは爆睡したものの、飛行機内では超絶元気いっぱいだったこともあり、目的地に到着する前からやや疲労を感じつつも、空港から電車を乗り継ぎ、ついに渡部氏一家の自宅を目指します。

札幌の「一夫多妻宅」に到着

渡部氏の自宅は、駅から徒歩圏内の大きなマンションにありました。到着し、何度かインターホンを鳴らしたものの、なかなか反応がなく、見かねた管理人の方がやってきて「もっと強く押してください」と教えていただく一幕も。普段高級マンションに縁がないため、少々戸惑いました。そしていよいよ渡部氏ご本人、そして初めて対面する夫人たちとのご対面です。最初に迎えてくださったのは彩花さん、続いて陽咲さん、千晴さんが順番に玄関に立たれました。YouTubeなどの画面越しで見るよりも皆さん実物の方が魅力的で、記者は内心ドキドキしていました。さらに驚かされたのは、その住居の広さです。高層階に位置し、4LDKという間取りに加え、プールさえ置けそうなほどの広大なベランダがありました。都会であればどれほどの家賃になるのか、思わず想像してしまいました。

妻たちとの交流:率直な会話と印象

人見知りを見せた息子は、すぐに渡部氏に懐き、渡部氏に預けることができたため、記者は夫人たちと共に飲みに出かけました。聞きたいことはたくさんありましたが、緊張と恥ずかしさから、ついついお酒が進んでしまいました。私が「まさか本当に来るとは思いませんでしたか?」と尋ねると、3人の夫人からは「行動力がすごいですね」と好意的な反応があり、安堵しました。また、「さりぃさん(記者)は竜太と似てますよね」と言われ、記者自身も渡部氏とはある種「同志」のような、同じタイプの人間だと感じていたため、共感しました。あっという間に2時間が過ぎ、話し込みたいと思った矢先に時間切れとなり、帰路につくことにしました。

公衆の面前での「一夫多妻ファミリー」:札幌での注目度

帰路、札幌駅を通過した際、信じられないほど多くの視線を感じました。やはり3人の夫人が揃うと非常に目立ちます。あるマダムが興奮した様子で「YouTube見てます! ファンです!」と声をかけ、写真撮影を求める場面に遭遇。マダムは「きゃー! かわいい!」と大興奮されており、夫人たちはまさに札幌のアイドルのようでした。さらに、コンビニで酒類を購入するため立ち寄った際にも、「うわぁ! 見てます!」と口元を抑えて近づいてくる女性がいました。彼女は記者の出演回も見てくれているほどの熱心なファンで、一緒に記念撮影にも参加させてもらいました。図らずも有名YouTuberの一端を味わうことができ、感謝の念に堪えません。

北海道札幌駅にて、YouTuber渡部竜太氏の妻たちと記者。飲み会後の打ち解けた様子を捉えた一枚。北海道札幌駅にて、YouTuber渡部竜太氏の妻たちと記者。飲み会後の打ち解けた様子を捉えた一枚。

家族の日常:子供たちの世話と食事

お酒を買い自宅に戻ると、息子は既にお風呂に入れられ、髪の毛まで丁寧にドライヤーで乾かされており、まるで渡部氏一家の子どものような顔をして記者を出迎えてくれました。多数の子育て経験を持つ渡部氏の慣れた様子がうかがえました。その後、千晴さんの長男とあくんと陽咲さんの長女えまちゃんがお迎えから帰宅し、お子たちと渡部氏が夕食を囲んでいました。メニューは鮭、ポテト、卵焼きにわかめご飯と味噌汁という、子どもたちが喜びそうなものでした。記者の息子が誰よりも夢中で食事をしていたのが印象的でした。

今回の訪問を通して、YouTuber渡部竜太氏の一夫多妻という特殊な家族形態が、公の場では大きな注目を集める一方で、家庭内では子育てや日常の食事がごく普通に行われている一面を垣間見ることができました。豪華な住環境で暮らしながらも、周囲の関心に晒される彼らの生活は、現代日本社会における多様な家族のあり方や、それに対する人々の反応を考える上で、一つの示唆を与えてくれます。

[引用元] FRIDAYデジタル