今田美桜さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」は、公式サイトなどで新たな人物相関図を公開しました。この相関図は7月14日から始まる第16週「面白がって生きえ」に対応しており、予告にも登場していた妻夫木聡さん演じる八木信之介、そして阿部サダヲさん演じる屋村草吉が再び登場することが示されています。
連続テレビ小説「あんぱん」第16週からの新しい人物相関図。今田美桜演じるのぶや北村匠海演じる嵩、そして妻夫木聡、阿部サダヲ、戸田恵子、木原勝利らが登場する主要人物たちの関係性が示されている。
物語に再び現れるキャラクターたち
八木信之介は、戦時中に嵩(北村匠海さん)が所属していた小倉連隊の上等兵でした。軍隊生活になじめなかった嵩を常に気遣い、助けてきた人物です。戦後、思いがけない形で嵩との再会を果たし、のぶ(今田さん)と嵩、二人の人生に大きな影響を与えることになります。
一方、屋村草吉は、のぶが幼い頃、高知にふらりと現れた謎多き男です。お金にがめつく口も悪い一面がありますが、パン職人としての腕は確かで、のぶの頼みでの朝田パンのパン職人となりました。長年、朝田家に居候していましたが、戦時中の出来事を機に家を出て、行方知れずとなっていました。八木は軍服を脱いだ姿で再登場しますが、草吉の見た目は以前と変わらないようです。
第16週から登場する新顔
この相関図には、第16週から本格的に登場する戸田恵子さん演じる薪鉄子(まき・てつこ)と、木原勝利さん演じる世良則雄(せら・のりお)も新たに加わっています。
薪鉄子は、のぶが出会う高知出身の代議士で、のぶ以上の行動力を持つ「ハチキン」気質。弱い立場の人に手を差し伸べるという強い信念を持っており、後にのぶの人生に大きな影響を与えていく存在となります。
世良則雄は、そんな鉄子を献身的に支える事務補助員です。仕事は素早く正確で、鉄子からの信頼も厚い人物として描かれます。
「あんぱん」とは
「あんぱん」はやなせたかしさん(1919~2013年)と妻・暢さん(1918~1993年)をモデルにした物語です。何者でもなかった二人が、幾多の困難を乗り越え、「逆転しない正義」を体現する「アンパンマン」を生み出すまでが、「愛と勇気の物語」として描かれます。
第16週から登場するこれらの個性豊かなキャラクターたちが、のぶと嵩、そして物語全体にどのような変化をもたらすのか注目が集まります。
情報源:https://news.yahoo.co.jp/articles/8bf6486e2b2e7bf8239bb327004b09f4ee7d6be6