トランプ政権による強引な移民政策が、アメリカ各地で強い反発を受けている。特にカリフォルニア州では、今も移民取り締まりをめぐる抗議活動が行われている。そんななか、アメリカのJ・D・バンス副大統領が12日、カリフォルニア州のディズニーランド・パークを家族と訪問。ネット上で物議をかもしている。
バンス氏の来園を前に、パークのあるアナハイムでは抗議デモが行われた。参加者が掲げたプラカードのひとつには、「（カリフォルニア州では、非正規移民の）家族が引き裂かれているなか、あなただけが家族と休暇を過ごすことは許されない」と書かれていた。
民主党議員で、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事も、Xで皮肉交じりにバンス氏を批判している。
「バンス氏は、家族との時間を楽しんで。あなたがバラバラに引き裂いた（非正規移民の）家族は、そんなふうに楽しんではいられない」
バンス氏は、ニューサム氏のX投稿に返答。「ありがとう。（ディズニーランドでは）いい時間を過ごせた」とつづった。
Xには、バンス氏への非難の声が寄せられている。
ユーザー①「バンス氏は、カリフォルニアを『紛争地帯』だと比喩した。そんな危ないところに、どうして休暇にきているんだろう？」
ユーザー②「トランプ氏はゴルフばかりして、バンス氏はディズニーランドで遊んでいる。いったいアメリカはだれが政治をしているんだ？」
ユーザー③「自分が分断を生み出している州のディズニーランドに、わざわざ遊びに来るなんて.….…」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：高橋雨川
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