イモビカッターで自動車盗繰り返す 容疑で男を逮捕 


 自動車盗などを繰り返したとして、大阪府警捜査3課は5日、窃盗容疑で、住所不定の無職、橋倉秀幸容疑者(53)を逮捕、送検し、68件の被害(総額約4千万円相当)を裏付けて捜査を終えたと発表した。

 送検容疑は、昨年2月下旬~今年7月中旬にかけ、大阪と兵庫、東京の3都府県で自動車や車の部品の窃盗を繰り返したとしている。容疑を認めているという。

 同課によると、橋倉容疑者は車の防犯システムを無力化する機器「イモビカッター」を使用してエンジンをかけ、自動車盗を繰り返していた。イモビカッターは新型車には使えない場合が多く、橋倉被告は主に10年以上前の旧型車を狙っていたとみられる。



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