【エルサレム共同】日本や英国など25カ国は21日、米イスラエルが主導するパレスチナ自治区ガザの食料配給拠点で多数の住民がイスラエル軍の攻撃で死傷していることに懸念を表明し、即時停戦や支援物資搬入の制限解除を求める共同声明を発表した。イスラム組織ハマスは声明を支持し、イスラエルは「現実離れしている」と拒絶した。
一方、イスラエルメディアによると、イスラエル軍は21日、ガザ中部デールバラハで人質が拘束されているとみて攻撃を拡大した。他の地域に比べて被害が比較的少ないデールバラハには多くの避難民が流入しており、犠牲者がさらに増えるとの懸念が広がっている。