2023年12月にダウンタウン松本人志氏の性加害疑惑が報じられて以来、女性のアテンド役としてその名が挙がり、芸能活動を自粛しているスピードワゴン小沢一敬氏。その動向に注目が集まる中、7月18日付の「女性自身」が彼の最新の近況を報じ、世間を驚かせています。以前とは全く異なる外見に加え、慶應義塾大学の通信教育課程で学んでいるという意外な事実が明らかになり、彼の今後のキャリアと人生設計に大きな関心が寄せられています。
芸能活動自粛から現在の変貌まで
小沢氏の芸能活動自粛は、2023年12月の『週刊文春』による報道が発端でした。所属事務所は当初、彼の行動に「何ら恥じる点がない」と反論していましたが、世論の過熱を受け、2024年1月9日からは「関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じた」として、芸能活動の無期限自粛に入りました。それ以降、彼は公の場に姿を見せていません。
昨年11月には、弊誌『FLASH』が、あごひげにボサボサの金髪という仙人のような風貌の小沢氏を捉え、その変貌ぶりが話題となりました。取材に対して終始無言を貫き、芸能活動の継続も不透明な状況が続いていましたが、今回「女性自身」が報じた小沢氏の姿はさらに劇的な変化を遂げていました。同誌が撮影した写真からは、明らかに体つきが大きくなり、日焼けをしてガッシリとした印象。以前の無精髭の風貌とはかけ離れ、健康的な姿が確認できます。
慶應義塾大学の通信教育課程で学ぶスピードワゴン小沢一敬氏の近影、日焼けし体格が向上した様子
「慶應ボーイ」への挑戦:学歴と学びの選択
芸能活動自粛という状況下で、小沢氏が選んだのは「学び」の道でした。彼は今年4月から、名門・慶應義塾大学の通信教育課程で学習を始めていると報じられています。小沢氏は名古屋大谷高等学校をわずか2カ月で中退しており、学歴は「中卒」とされていましたが、高校卒業認定試験を突破し、このたび慶應義塾大学への入学を果たしたことになります。
慶應義塾大学の通信教育課程は、入学試験がなく、小論文を含む書類選考によって合否が決定されます。これにより、高卒認定があれば誰でも挑戦できる門戸の広さが特徴です。しかし、一度入学すれば、しっかりと単位を取得し卒業すれば「大卒」の資格を得られます。過去には、元ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏も同じく慶應の通信課程に入学しましたが、1年で中退後、同大学院メディアデザイン研究科修士課程に進学し、2021年に修了を発表しています。慶應の通信教育課程は卒業が非常に難しいと言われており、小沢氏のこの挑戦がどこまで続くのか、注目が集まります。
世論の反応と今後のキャリア展望
小沢氏の学びに励む姿と外見の激変は、SNS「X」でも大きな反響を呼んでいます。ユーザーからは「知性派芸人で復活?」「慶應通信卒業できたらえらいけど」といった彼の知的な挑戦を評価する声や、「スピードワゴン小沢さん、無事テレンス・リー化に成功する」と、その見た目の変貌ぶりに驚く声など、様々な意見が寄せられています。
芸能界への復帰の意思は依然として不透明です。沈黙を貫いてきた松本人志氏が徐々にインタビュー取材に応じるなど、一部で動きが見られる中、小沢氏も大学生活を楽しむだけでなく、仕事を得るために前向きな活動をすることも考えられます。しかし、現在の彼の外見は、芸能人にとって重要な「イメージ」を維持しようとしているようには見えず、「元の姿」から大きく変化していることは、芸能界への未練のなさを感じさせるとの声もあります。慶應卒という新たな学歴を手に入れた上で、全く別のジャンルにチャレンジする可能性も示唆されており、彼の将来の選択が注目されています。
参考文献
- 女性自身 (光文社)
- 週刊文春 (文藝春秋)
- FLASH (光文社)
- Yahoo!ニュース