イスラエル外相、ガザ停戦への圧力を拒否「歪んだキャンペーン」


【写真】オランダ、イスラエルの強硬派2閣僚を入国禁止に

サール氏は記者団に対し、イスラム組織ハマスがガザで依然として権力を握り、人質を拘束したままの状況でイスラエルが紛争を停止することは、「イスラエル人とパレスチナ人の双方にとって悲劇だ」と述べ、「どれだけ圧力をかけられても、イスラエルが応じることはない」と強調した。

ガザをめぐっては、国連の支援を受けた監視機関が「進行中」と表現する飢餓を防ぎ、援助機関による食料支援を可能にするため、ここ数週間で停戦を求める国際的な圧力が高まっている。

しかしサール氏はエルサレムでの記者会見で、紛争の責任は全面的にハマスにあると主張し、イスラエルへの圧力はハマスに強硬姿勢を取らせるだけだと訴えた。

「国際社会がこの戦争の終結を求める時、それが本当に意味するのは何か?ハマスがガザで権力を握ったまま戦争を終わらせるということなのか?」と述べた。

またサール氏は、フランスを含む一部の国がイスラエルとパレスチナの「2国家解決」への取り組みを再び進めようとしていることにも反発した。

「フランスの外相が昨日、ヨーロッパはイスラエルに対して2国家解決を受け入れるよう圧力をかけるべきだと発言した」と述べたうえで、「今パレスチナ国家を樹立するということは、ハマス国家、ジハード主義国家をつくることだ。それはあり得ない」と強く反対した。【翻訳編集】 AFPBB News



Source link