永野芽郁、モントリオールで2カ月半ぶり公の場に復帰 不倫疑惑報道からの「沈黙戦略」は成功か

日本時間7月29日(現地時間28日)、カナダ・モントリオールで開催された第29回ファンタジア国際映画祭に、女優・永野芽郁(25)が姿を現しました。これは、5月16日に行われた映画『かくかくしかじか』の公開初日舞台あいさつ以来、約2カ月半ぶりの公の場への登場となります。「ボンソワール、永野芽郁です。今日は来てくれて、本当にどうもありがとうございます。今日は、ぜひ映画を楽しんでいただけると嬉しいです」と舞台あいさつを行った永野は、一連の不倫疑惑報道から“ぬるっと復帰”を果たした形です。

外見の変化とネットの反応

永野芽郁がモントリオールで見せたのは、ツヤ感のあるベージュのロングドレスに身を包み、明るめの茶髪を後ろでまとめ、前髪にはウェーブがかかった姿でした。スポーツ紙記者によると、「少しふっくらとしたように見えて元気そうな感じでした」とのこと。このイメチェンともとれる近影は、瞬く間にネット上でも話題を呼びました。

永野芽郁、モントリオール映画祭での最新ショット。明るい茶髪とふっくらした表情で復帰を印象づける。永野芽郁、モントリオール映画祭での最新ショット。明るい茶髪とふっくらした表情で復帰を印象づける。

SNSでは、「髪の毛染めて茶髪になってるー」「少しふっくらしたような」「あれ?ちょっと顔がふっくらしてるように見えるかな」といった声が多数上がり、彼女の外見の変化が注目を集めました。

不倫疑惑の経緯と影響

永野芽郁を巡っては、数カ月前に「週刊文春」が俳優の田中圭(41)との不倫疑惑を報じ、二人の“手つなぎ2ショット”写真やマンション出入りの証拠写真が掲載されました。さらに続報では、生々しいLINEでのやりとりまで報じられましたが、双方の所属事務所は「不倫関係はない」「そのようなやり取りはない」と完全否定しています。

この一連の報道は、永野の芸能活動に多大な影響を及ぼしました。彼女が広告契約を結んでいた複数のクライアント企業はコンテンツを取り下げ、パーソナリティーを務めていたラジオ番組は降板。さらには、2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演も辞退するという事態に発展していました。

“沈黙”戦略の成功か、再出発の兆し

芸能プロ関係者は、今回の永野の復帰に対し「逃げ切れるんだ…」と囁いています。文春の報道が事実であったかどうかに関わらず、ここまで証拠を突き付けられても、永野と田中はメディアを招いた会見を一切開かず、事務所を通じて「誤解」であると主張し続けています。関係者は「この対応で、報道からたった数カ月程度で公の場に戻ってこられるなんて…。‘何があっても認めない’、このやり方がタレントへのダメージを最も少なくするのかもしれない」と分析しています。

不倫疑惑報道後も、永野にはNetflix配信のドラマへの出演オファーがあったと報じられており、女優としての再出発の兆しも見えています。彼女のキャリアが今後どのように展開していくのか、注目が集まります。

参考文献: