Rie Ishiguro
[東京 1日 ロイター] – 石破茂首相は1日、トランプ米大統領が米国時間31日に日本を含む各貿易相手国・地域に相互関税の新たな税率を課す大統領令に署名したことを受け、日本の対米輸出品目それぞれへの影響緩和に万全を尽くすと表明した。
また、日米関税交渉で先週合意した自動車・自動車部品への関税引き下げを含め「合意を実施するための措置を速やかに取るよう求めていく」考えを示した。日米双方が合意を着実に実施すべく取り組むとした。
米大統領令に盛り込まれた日本の新なた関税率は15%。7日に発効する。
石破首相は対米輸出品目は4318品目に上ると説明。「きょうの進展を受けて、それぞれの品目について影響が最小限になるよう、また、影響を受けてもそれを緩和できるよう、そういう措置に万全を尽くていきたい」と語った。