【2月26日】新型コロナ感染者数まとめ:韓国1,261人、イタリア322人【パンデミック】

【2月26日】新型コロナ感染者数まとめ:韓国1,261人、イタリア322人【パンデミック】

今日2月26日(水)もJHU(Johns Hopkins University)のCSSEが発表している新型コロナウイルス感染者数を国や地域ごとにまとめようと思う。また、JHUの他にTheWuhanVirus.com(TWV)という別のサイトも参照することにしている。

JHUの統計値はここ最近は更新もさほど遅れることはなくなってきている。該当のURLはgisanddata.maps.arcgis.comだ。一部で日本語対応もしている。

新型コロナウイルス感染者数:韓国が1,200人突破、イタリア322人
まず感染者数だ。JHUとTWVのうち大きい数字の方を採用し、()で前日からの増加分を記載することにしている。TWVの方がやや更新が早いが、少し遅れてJHUにも反映されるパターンが数日繰り返されてきていることを踏まえて変更した。

【2020年2月26日(水) 夜時点での感染者数まとめ】
※数字はJohns Hopkins University、とthewuhanvirus.comのうち大きい方、()内は前日比増加分
・中国:78,064人(+404)
・韓国:1,261人(+284)
・ダイヤモンドプリンセス:691人
・イタリア:374人(+104)
・日本:178人(+18)
・イラン:139人(+75)
・シンガポール:91人(+1)
・香港:89人(+5)
=====Aの壁=====
・米国:57人(+4)
・タイ:40人(+3)
・台湾:31人(+1)
・クウェート:25人(+17)
・バーレーン:23人(+15)
・オーストラリア:23人(+1)
・マレーシア:22人
・ドイツ:18人(+2)
・フランス:17人(+5)
・ベトナム:16人
・UAE:13人
・英国:13人
・カナダ:11人(+1)
・マカオ:10人
・スペイン:10人(+7)
・イラク:5人(+4)
・オマーン:4人(+2)
=====見えない壁=====
・フィリピン:3人
・インド:3人
・イスラエル:2人
・ロシア:2人
・オーストリア:2人(+2)
・クロアチア:2人(+2)
・アフガニスタン:1人
・ネパール:1人
・カンボジア:1人
・アルジェリア:1人(+1)
・ベルギー:1人
・ブラジル:1人(+1)
・フィンランド:1人
・スウェーデン:1人
・スイス:1人(+1)
・ギリシャ:1人(+1)
・エジプト:1人
・レバノン:1人
・スリランカ:1人

韓国が1日で300人近く増えた。このペースでは中国の湖北省以外のすべての省よりも韓国の方が感染者が多くなることになる。中国で入国規制が始まるのも妥当と言える。今や韓国のコロナ教会以外にも複数の感染源があり、文在寅でさえ感染を疑われるほどになりつつある。

欧州ではイタリアを、中東ではイランを起点として多くの国に広がり始めた。人数の増加もそうだが、これまで感染が確認されていなかった国が数カ国ランクインすることになった。WHOは一体いつパンデミック宣言をするだろうか?

鉄壁と思われたドイツやフランスでも感染者数の増加が再開したのが印象的だ。欧州は島国の英国を除いて陸続きで多くの国が繋がっているから隔離するのは困難を伴う。それもあり英国は絶妙なタイミングでEUを離脱したと言われている。

今後日本や世界に何が起ころうとしているかはコロナウイルス対策マガジンでまとめている最中だ。現在Vol. 11まで発行されている。マガジン創刊からわずか1カ月弱でVol. 11まで発行されるという不定期かつ更新頻度の高いものになっている。このマガジンを読めば、事態が新型コロナウイルスの感染だけにとどまらないことがよく理解できるはずだ。

2月26日(水)の韓国株式市場とドルウォン市場について
中国の大気汚染を毎日見るのはやめにした。コロナウイルスの感染源が韓国に移動しつつあるし、中国はもはや自国の感染については収束したと考えている節もあるからだ。

2月26日(水)の韓国株式市場を見てみよう。個別株についてはワトソン君がすでにこの記事で調べてある。KOSPIは前日比で-1.28%の2,076.77という下落で終わった。KOSDAQはKOSPIと比べると下落幅は小さく、前日比で-0.35%の654.63という微妙な展開で終わった。個別株ではサムスンとSKハイニックスの暴落幅が大きかった。半導体業界に何らかの不測の事態が発生しているものと思われる。

ドルウォン市場については韓国当局がしつこく介入していて、一時期1ドル=1,220ウォン近くまで行ったもののUTCで昼前には1ドル=1,215ウォンの水準になっている。これ以上は何としても割らせまいとする韓国政府の必死な様子が伺えるが、それも持って数日というところだろう。

2月26日(水)の安倍首相動静について
最後に2月26日(水)の首相動静だ。午前中は西村官房副長官や茂木外相と会議を行ない、新型コロナウイルス対策本部会議を12分ほど実施した。午後からは衆院予算委員会に出た。夕方に官邸へ戻り北村局長ら閣僚と会議を行なった。

結論:安倍首相は今日も東京にいる。