近畿地方では、7日(木)は広範囲で雨が降り、中部や南部を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。今後の気象情報に注意が必要です。
近畿地方の雨雲の様子と今後の降水予測
7日(木)と10日(日)の雨:警報級大雨への警戒
近畿地方は明日4日(木)は高気圧に覆われ晴れるでしょう。5日(金)も晴れ間が多いですが、夕立の発生する所も。6日(土)は日本海に進んでくる前線に向かって湿った空気が流れ込むため、北部と中部を中心に雨の降る所がある見込みです。
特に7日(日)は前線が南下し、近畿地方全般で雨が予想されます。局地的に降り方が強まり、警報級の大雨となる可能性があります。河川の増水や土砂災害、浸水などへの厳重な警戒が必要です。その後は持ち直しますが、10日(水)は再び広範囲で雨が降るでしょう。最新の気象情報に引き続き注意してください。
近畿地方の週間天気予報図:7日・10日の雨に注意
続く蒸し暑さ:熱中症への厳重な警戒と対策
近畿地方は6日(土)までは猛暑日となる地点もあり、各地で危険な暑さが続くでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。
その後は猛烈な暑さからは解放されるものの、湿気が多く、蒸し暑い日が増える見込みです。日差しと湿気で肌にまとわりつくような不快な暑さとなる所も。喉が渇く前に時間を決めてこまめに水分を補給し、時間を決めて水分を取るなど、一人ひとりが熱中症対策を徹底してください。
近畿地方の暑さ指数(WBGT)予測と熱中症対策の呼びかけ
重要な気象情報を効果的に確認する方法
最新の気象情報を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する際の3つのポイントがおすすめです。
一つは雨雲レーダーの確認です。「今どこで雨雲が発達しているか」という実況だけでなく、「この後どこへ進むか」という予想も分かり、自分のいる付近を拡大すれば詳しく知ることができます。
二つは雷レーダー。雨雲レーダーと同様に使え、雷が予想される所では落雷だけでなく、竜巻などの突風やひょうにも注意が必要です。
三つは注意報・警報の確認。発表されている種類によって、どんな現象に注意・警戒すべきか、いつまで注意・警戒すべきかが分かります。常に最新情報を把握し、身を守りましょう。
気象庁ウェブサイトまたは天気アプリの気象情報画面
近畿地方では、7日(木)と10日(日)の警報級大雨の可能性と、続く蒸し暑さへの熱中症警戒が不可欠です。最新の気象情報を常に確認し、雨雲レーダーや注意報・警報を活用するなど、適切な対策を講じて安全確保に努めましょう。