「ひらパー」運営会社を書類送検、労働安全衛生法違反

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 大阪労働局は9日、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、法令で定められた人数の衛生管理者を選任していなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで、運営会社の「京阪レジャーサービス」と岡本敏治(としじ)社長(44)を書類送検した。

 書類送検容疑は、労働者数が法令基準の500人を超えた昨年1月から同4月までの間、3人配置しなければならない衛生管理者を1人しか選任しなかったとしている。

 同遊園地では7月、着ぐるみを着ていた男性アルバイト=当時(28)=が熱中症で死亡する事故があった。労働局は事故を受けて労働環境を調べていたが、事故と関係するような管理上の違反はなかったと判断した。

 同社は「真摯(しんし)に受け止め、安全管理態勢を強化、徹底していく」としている。

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