改憲へ「総裁4選覚悟を」 麻生氏、旧皇族復帰も提案





麻生太郎副総理兼財務相(春名中撮影)

 麻生太郎副総理兼財務相は10日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで、安倍晋三首相(自民党総裁)に関し「本気で憲法改正をやるなら、総裁4選も辞さない覚悟が求められる」と明言した。

 改憲をめぐり「国政選挙に6連勝した安倍政権がやらなければ、いつやるのか」と強調。2年を切った総裁任期中に国民投票へ持ち込むのは「政治日程上、非常に厳しい」として首相の総裁4選に言及した。

 また、女系天皇を認めることは「あり得ない」と否定。安定的な皇位継承策として戦後皇籍を離脱した11の旧宮家に触れ「未婚男子を皇籍に復帰させることを考えるべきだ」と唱えた。

 「ポスト安倍」の有力候補には岸田文雄政調会長を挙げた。河野太郎防衛相らも次代を担う候補とした一方、菅義偉官房長官は「安倍さんの代わりになろうとするオーラは感じない」と語った。



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