大食いYouTuberとぎもち、無期限活動休止を発表 – 「吐き出し疑惑」も背景か

大食いYouTuberとして絶大な人気を誇る「とぎもち」が、12月23日にYouTubeおよびインスタグラムを通じて無期限の活動休止を発表しました。登録者数85.3万人を抱える彼女の突然の発表は、ファンに大きな衝撃を与えています。公式発表では多忙による心身の疲弊や、娘との時間を大切にしたいという理由が挙げられていますが、直前に浮上した「吐き出し疑惑」も休止の背景にあるのではないかとの見方が広がっています。

活動休止の公式発表と背景

韓国在住の日本人YouTuberであるとぎもちは、2015年から活動を開始し、韓国グルメの紹介や大食い動画で人気を博してきました。彼女はインスタグラムの投稿で、ここ数ヶ月の過度な多忙が「楽しい」という気持ちを「しんどい」に変えてしまったと説明。「不健康な痩せ方をしてしまったり、健康診断でも胃腸の問題が見つかったりと、深刻な状態」であると述べ、体調不良が活動休止の大きな理由であることを明かしました。また、娘との時間を増やしたいという個人的な思いも、今回の決断に影響を与えたとされています。インスタグラムは不定期で更新を続ける方針です。

大食いYouTuberとぎもちの活動休止発表大食いYouTuberとぎもちの活動休止発表

拡散された「吐き出し疑惑」動画

とぎもちさんの活動休止発表に先立つ12月21日、彼女が投稿した「ハットグ5本を食べる動画」の一部がX(旧Twitter)上で急速に拡散される事態が発生しました。問題の動画では、4本目のハットグを食べている最中に、とぎもちさんがテーブルの下にハットグらしきものを「吐き出す」様子が映り込んでいたとされています。この映像は編集ミスによるものと見られ、後に当該部分はカットされて動画が再投稿されました。しかし、この「撮影の裏側」が明るみに出たことで、視聴者の間では過去の動画における完食の信憑性についても疑問の声が上がり始めています。

視聴者の間に広がる疑念

これまでもとぎもちさんの動画は、トークをしながら大食いを進めるスタイルであるため、動画の「間延び」を防ぐ目的で編集によるカットが多いことで知られていました。これはYouTuberの間では一般的な編集手法ではありますが、「吐き出し疑惑」の拡散以降、視聴者はさらに詳細に動画の編集点をチェックするようになりました。その結果、「食べ物を口に入れた後、咀嚼して飲み込むまでの過程でカットが多い」「飲み込む瞬間が映されていないことが多い」といった指摘が浮上しています。全ての動画で「吐き出し」が行われていたわけではないとしても、この一連の騒動が、これまでの大食い動画の信頼性に対する疑念を深める結果となっています。

大食いYouTuberとぎもちさんの無期限活動休止は、多忙と健康問題という深刻な背景に加え、直前に発覚した「吐き出し疑惑」が視聴者の信頼を揺るがしたことも、少なからず影響していると考えられます。YouTube活動の長期化に伴うYouTuberの心身の負担や、コンテンツの信頼性に対する視聴者の目は年々厳しくなっており、今回の件はそうした現代の課題を浮き彫りにしています。とぎもちさんには、まずは体調をしっかり回復させ、また元気に活動を再開できる日が来ることを願うばかりです。


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