鮮烈なデビューを果たし、快進撃を続けるガールズグループ『HANA』に未曾有の騒動が持ち上がっている。メンバーのMOMOKA(21)に対し、未成年時の飲酒疑惑が浮上し、SNSを中心に大きな波紋を広げているのだ。この問題は、事務所のコンプライアンス体制と、世間への説明責任が問われる展開へと発展している。
デビューから快進撃、注目度高まる『HANA』
『HANA』は、ラッパーちゃんみな(26)とSKY-HI(38)が率いるBMSGが主催したオーディション番組『No No Girls』から誕生した日本の7人組ガールズグループだ。今年4月にデビューするやいなや、その勢いは止まらない。オーディション最終審査のYouTube同時視聴数は56万人以上を記録し、デビュー曲「ROSE」は配信リリースのみで『Billboard Japan Hot 100』初登場1位という、日本の女性グループ初の快挙を成し遂げた。さらに「ROSE」のMVはYouTubeで3850万回再生(8月7日現在)されるなど、その人気はまさに沸騰中だ。
人気ガールズグループHANAのメンバー、MOMOKA(一番左)を含む集合写真
渦中の“疑惑写真”に2400万回超の閲覧数
そんな注目グループのメンバーであるMOMOKAに、まさかの未成年飲酒疑惑が持ち上がった。SNSの暴露系アカウントがアップした、2022年6月17日付とされる画像には、MOMOKAと思われる女性がチューハイのようなドリンクを持っている姿が写っている。ドリンクにはマドラーのようなものが刺さり、グラスの底にはレモンのようなものが沈んでいることから、アルコール飲料である可能性が指摘されている。この投稿は“震源地”となり、X(旧Twitter)では2400万件を超えるインプレッション(8月7日現在)を記録。もしこの画像がMOMOKA本人であり、記載の日付が事実であれば、当時彼女は飲酒できる年齢ではなかったことになる。
事務所のコンプライアンス問われる展開に
この疑惑写真に対し、SNS上では「マドラーではなくジュースのストローでは?」「日付はいくらでも書き換えられる」「ノンアルコールなのでは」といったMOMOKAを擁護する声が上がる一方、「店を特定した人物」からは「この店に黒いストローはない」「ノンアルはビールのみ」「ソフトドリンクにストローはつかない」といった具体的な反論も飛び交い、議論は白熱している。
所属事務所のトップであるSKY-HI氏は、過去にも所属タレントのトラブルに関して対応が“甘い”と批判された経緯がある。先日、人気YouTuber・Rちゃんとの婚約破棄トラブルが報じられた『BE:FIRST』のRYOKIこと三山凌輝さん(26)の件では、事務所からこれといった処分がなく、「コンプライアンス違反を軽視している」との声が上がった。今回ももしMOMOKA本人の疑惑が事実であったにもかかわらず処分がなければ、再び同様の批判を浴びる可能性が高い。スポーツ紙記者は、「もしこの写真が偽造であったり、事実と違うのであれば、きちんと声明を出すべきでしょう。2400万回以上も閲覧されている状況を無視することはできません」と指摘しており、事務所の対応が注目される。
事務所からの回答は得られず、デジタルタトゥーの課題
本サイトは、HANAの所属事務所に対し、ネットで話題となっているMOMOKAの“未成年飲酒”疑惑画像が本物であるかどうかの事実確認を試みたが、期日までに回答は得られなかった。
手軽に撮影し、瞬く間に拡散される現代において、“デジタルタトゥー”は日々増え続けている。それだけに、今回のMOMOKAの件に対する事務所の迅速かつ適切な対応が強く求められる。今後の展開から目が離せない。
Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/a6960b00fa5891cf4a4c9bd955c9693c7500323f